女性ホルモンとアレルギーの関係

3月 27th, 2016

アレルギーというのは、人間の免疫機能の過剰反応です。外敵の侵入に際して身体が過剰に反応してしまい、その結果さまざまな身体の異常を引き起こしてしまうこととなります。花粉症もその一種です。これは、花粉という異物が体内に入り込もうとするとき、それを追い出そうとして過剰に体が反応してしまった結果引き起こされてしまう症状といえます。
これらの症状というのは、大人になるにつれ徐々に緩和されたりするものです。しかし、女性の場合は少し厄介な状況にあるといわざるをえません。というのも、女性ホルモンがアレルギーと密接な関係にあると言われているからです。女性ホルモンというのは、女性の身体において免疫バランスを整えるという大きな役割を担っています。女性ホルモンが正常に働いているからこそ、女性の身体は健康に保たれているのです。しかし、生理や妊娠・出産や閉経など、とかく女性ホルモンというのは不安定になりがちなものでもあります。あるいは、日常的な生活習慣の乱れや過度のストレスなどによっても、ホルモンバランスは乱れてしまうのです。
女性ホルモンが正常に働かなければ免疫機能の低下を招き、その結果として花粉症などの症状がひどくなってしまうということがあります。もし、過度なダイエットをしていたり、睡眠不足が続いていたりしてアレルギー症状が過剰になってしまったという場合は、今一度生活習慣を見直してみると良いかもしれません。

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